2023/05/09 14:28

白生地がさまざまな柄に染め上がるまでに、いろいろな職人さんの手を経てひとつの染物ができあがります。
そんな生地が完成するまで、今どこで何をしているのかが分かるようにするための名札みたいなものです。

その名札のことを渋札(しぶふだ)といいます。
この渋札は和紙を柿渋で加工したもので、水に強く伸縮しにくいので、染めの過程で水に漬けたり蒸したりしても破れたりすることなく
染め上がりまで識別することが可能なことから古くから使われているものです。

その渋札は、本来染め上げられた反物(生地)が出荷・縫製される段階で外されてしまうため、一般の方の目に触れることは殆どないもので、この機会に値札代わりにつけようと思います。

滅多と一般に出回ることのない” 岡重 ”の印字された渋札を、群衆柄と鯛づくし柄の巾着袋へお付けしようと思います。
外されましたら、しおりなどとしてご利用いただければ幸いです。
お求めは、下記オンラインストアまで。
※数量にかぎりがございますので予告なく終了することがございます。